阪神・淡路大震災で現れた野島断層を保存。物産館、レストランほか施設案内。
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語りべ感想文

語りべ感想文

          東京都立若葉総合高等学校様からの感想文

 

1995年の1月17日に起こった阪神淡路大震災だけど、すでに自分が生まれていたこの時に、同じ日本でこんなにも大きな地震が発生して、多くの被害を受けていたという事を改めて考えると、自然の驚異を強く感じた。
新潟の大地震が発生した時、東京でも震度3~4の地震があったと思う。
あの時も、それまでめったに感じることのない大きめの揺れに、一瞬気持ちが焦った。
それなのに、阪神淡路大震災ではその震度4クラスの余震が起こり続けていたと聞いて、
自分にはその恐怖を想像することが出来なかった。

違う地域でまた大きな地震が発生したら、まずどんな救援をするべきなのか具体的に学ぶ事が出来た。
救援物資は安全確保のためにも厚手の衣類を選ぶこと、早く物資の仕分けが出来るように食材のダンボール、衣類のダンボールなど種類別に分けることなど。
又、地震が起こる前にやっておくべき備えとして最も心に残ったのは、地域・近所コミュニティ力の強化だった。
東京の、特に都会の方ではまずないことだと思う。自分も隣近所にどんな家族構成か、まして名前すら知らない。
まだまだ地震等の災害対策が自分には出来ていないと痛感した。

東京都立若葉総合高等学校 2年生

 

私は震災の恐ろしさを体験したことが無い。おそらく関東に住んでる私と同年代の人は同じであろう。
今回聴いたこの講話は、私の震災に対する意識をガラリと変えたと言っても過言ではない。
話しの内容はまさに「体験談」であった。写真では感じることが出来ないリアルさがあった。
地震が発生した時の説明を聴くだけで恐怖が伝わってきたが、私が本当に語りべの方から感じとったのは、震災に対する「想い」であった。
話している声には、地震に対する怒り、恨み、哀しみ、それがすべてにじみ出てきていた。
この声色から、私は本当の地震の恐ろしさを教えてもらったような気がした。

そしてこの講話から知った事はもう一つある。それは人の弱さ。
人が極限状態に陥ったらどうなるかを教えてもらった。
最後に、人は天災を止めることはできないが、被害を減らすことは出来るという事を知った。
自分が人を助けることは可能であると教えられた。
私は、いつ起きるかわからない地震に、自分が出来る事をする覚悟を決められた
良いきっかけになったと思う。

東京都立若葉総合高等学校 2年生

 


語りべの人は台本も見ずに、マイクも使わず話しをしていた。
実際に体験した人の頭の中には全てがはっきりと記憶として残っているんだなと感じた。
集会の話しとは別物の何かがそこにはあった。
一瞬にしてすさまじい状態になった街、それぞれの家庭内の状況、やむをえない死など、
リアルに伝わってきた。

講話後、地震が起こる前にどんな準備をすべきか考えてみた。
災害時の家族の集合場所を決めておく。
ガラスなどが飛び散った家の中を歩くためのスリッパや靴を用意する。
いろいろな場所に水を確保しておく。家具の固定などだ。

起きてしまった後には、まず講話の最後に言われていたように「自分の命は自分で守る」ということだ。
その次に家族の安否確認。そして地域のボランティアに参加してお年寄りの足となることだ。
早朝という災害による被害が少ない時間に起きたにもかかわらず、6,434名が亡くなった兵庫県南部地震。
今、東京でこのような大きな地震が起きたら、被害はこれ以下ですむのだろうか。
住宅密集地でありながら、地域での交流が少ないような所では、早急な救助は望めない。
やはり「自分の命は自分で守る」ことが必要だと思った。

東京都立若葉総合高等学校 2年生

 


阪神淡路大震災は私達の世代が体験した比較的最近の震災だけれど、
私達は遠くにいて災害を直接受けなかったこと、まだ幼かったこともあって被害の実情を
全くと言っていい程知らなかったように思う。

震災の恐ろしさを知ったのは、震災学習に行く前に見たビデオだった。
当日、語りべさんのお話しを聞いてみれば、更に当時の過酷さが伝わってきた。
ビデオで見た現状よりももっと鮮明に伝わるのはきっと無機質な映像から得た情報に語りべさんのリアルな感情表現によるものだと思う。
話しを聞いただけで実際体験したかのような辛さを覚えたのはそのためだろうと私は思う。
中でも一番こたえたのが、震災によって両親、祖父の全てを失い、震災孤児となった少年の話しだった。
火葬の際にも泣きもせずに気丈に振る舞う少年に涙をこらえることが出来なかった。
もし、自分が同じ立場になったとしても、きっと少年のようにはなれないと思う。
また、その強さが涙を誘った。

多くの人に悲しみをあたえた阪神淡路大震災。
しかし、その震災を引き起こしたのがあの断層だったなんてあまり信じられなかった。
でも地面を押しやる地球内部の強い力によって引き起こされえたのは事実で、
そう考えると人間は地球上に住む生き物の一部であって、とてもちっぽけな存在なのだなと思った。
だからこそ前向きに地球と共存していく術を経験を通して学んでいるのではないかと
今回の講話を通して知ることが出来た。

東京都立若葉総合高等学校 2年生

 


関東にも大地震が来ると聞いてから、もう数年が経ったような気がします。
そのせいでか、何故か東京には大地震がこないんじゃないかと気持ちがゆるみきっていました。
そんななかで聞いた今回の講話は本当に衝撃的でした。どこかかけ離れた存在のように感じていたはずなのに、
実際に震災が起きた時の北淡町の映像を観てはっきりと脳裏に不安がよぎりました。
語りべさんのお話しも普通に普段通りに暮らしていた時に突然起きたんだと思うと、本当に今こうやって話されているのが奇跡のように思えました。

そんな語りべさんが特に強く言っていた「災害は減らせる」という言葉にグッときました。
あれだけの大地震が東京のような大都会にきてしまえばどうなってしまうのかなんて想像を絶することですが、ただ水を備えておくだけでも、スリッパや懐中電灯を用意しておくだけでも、それだけのことで大切な命を救えるんだと聞いて、私はなんで今まで面倒くさがっていたんだろうと悔いるばかりです。

しかし幸いにもまだ東京には大地震がきていません。今回の震災学習は平和ボケしていて危機感を忘れていた自分への良い体験になったと本当に思いました。今回の話しは聞くだけに留めず、実際に家で家族と話し合う等と必ず役立ていきたいと思います。

東京都立若葉総合高等学校 2年生

 


私は最初、震災学習なんてやる必要性を感じていませんでした。
でも今回、語りべの話しをきいて、とても役に立ちました。
語りべで話しをしてくれた方の声はとても大きく、感情がこもっていてとても聞きやすかったです。
スライドで映った映像が本当に淡路島や神戸の街だったのかわからないほど、すさまじいものでした。
被害の大きさを改めて知り、少し怖いと思いました。いつか東京も、こんな風になってしまうのかと想像すると、とても怖くなりました。

消防団員による救出で翌日には行方不明者がゼロになったのは驚きです。地域の人達が互いの生活を把握していた事が行方不明者ゼロに繋がったと聞いて、私も近所の人に挨拶ぐらいは毎日しようと思いました。
また、家で防災の為に家具の配置を工夫したりしなくてはと思います。

「自分の命は自分で守る」普段の小さな心がけが、おおきな被害を防ぐのだと思いました。

東京都立若葉総合高等学校 2年生